ココロミにきみ

本と体とプログラミング

DIY ずらし五目並べ、を語る

フランス発祥の五目並べを作ってみました 作ること自体は簡単なので割愛して、ゲームのテーマについて語りたい 多くのボードゲーム が「選んだコマ以外は静止」型であるのに対して、このゲームは「周りの場自体が動いていく」というのが、とても現代的だなと…

DIY 6thello(6人オセロ)

新しいおもちゃをDIYで作ってみました 6人まで遊べるオセロ「6thello」 単純な発想なので多くの人が考えたことがあると思います 作った後に調べたら(先に調べろよ!)、オセロを作った「ツクダオリジナル」も4人制オセロを作っていてすでに販売終了してるら…

DIY 3D地形図

CNCで佐川町の地形図を作りました データは国土地理院のものを使っています 地形図に人工物(町境や路線図)を重ねてみると、それまで漠然としか捉えられなかった地形図が、それぞれの場所に意味が付与されて、心の中で取り扱いやすくなったのに驚きました …

DIY 電動ゴーカート工作 モーター周り

同僚と、1人乗り電動ゴーカートを作っています(というかちょっと手伝ってるだけ) インドの人が作ってる映像をみて、少し改変して作っています 売ってるパーツとか違うし、説明書とかないので「これがいんじゃね?」ってレベルで部品を買って、「こうやった…

一枚の紙とハサミで作る不思議 DIY

一枚の紙とハサミで作る不思議です 紙は切っただけで、ノリやテープは使っていません 向こう側も同じ形です この魔法は手で触ると解けてしまうので、箱の中に閉じ込めておくのが正解です (そしてこういう形にするとアートっぽい!) 楽しんでください

きらきらLED工作 DIY

工作の時間です 今日は木材をショップボットで切り出して、LEDワイヤーで飾り付けてみました 3秒の動画です www.youtube.com ショップボットで切り出したときは、こんな感じ 24mm合板を使っています これに色を塗って、そのあと「LEDワイヤー(10m100個LED)…

本 RESPECT

座禅でお世話になったお寺の大掃除のために、高知から大阪に一泊2日で行ってきました 奈良は生駒で関わったフリースクールにも2ヶ月に一度ぐらいお手伝いに行っています 地域おこし協力隊という薄給の身ですが(笑)、お金と時間の使い所はここだと何かが…

ビー玉立体迷路 DIY

立体迷路をDIYで作りました 今回は初めてショップボットという大型のCNCを使ってみました そのため一般的なDIYではないかもしれませんがご紹介 下の写真のように、角材から切り出したものを、自作の治具で固定して、ショップボットで加工します 下図の感じで…

対戦型カーリング・ビンゴ DIY

カーリング・ビンゴ を作りました ビー玉を弾いて輪の中に入れ、一列揃えた人が勝ち ライバルのビー玉を輪の外にはじき出すところはカーリング 同じ色のビー玉を3つずつ持って始めます <製作メモ> ・A3サイズ9mm厚の板と、12mmの角材で本体 ・真ん中の9つ…

対戦型ピンボールDIY

対戦型ピンボールを作りました 簡単にできて面白かったのでご紹介 www.youtube.com A3の9mm板を一人分の材料にしています 枠とレバーは12m*12mの角材で、17mmくらいのビー玉想定です ポイントはやはりAI画像生成で雰囲気を出すことです Adobe Firefly (Beta)…

本 学者は語れない儲かる里山資本テクニック

「学者は語れない儲かる里山資本テクニック」横石知二さん著 現役の地域おこし協力隊として働いている今、この人の本を再読しようと思った * * * 横石さんは、「地域おこし」はそこに住む全世代の人に、「役割」と「出番」を与えることだという 筆者が作…

マンガ 僕の妻は発達障害

「僕の妻は発達障害」ナナトエリさん、亀山聡さん著 読み始めたのは当時付き合ってた人が、漫画に出てくる「知花さん」に似ていたから 初対面の印象は「できる社会人!」だったのが、付き合い始めてみたら、子どものように何にでも興味を示したり、なんでも…

本 かがみの孤城

「かがみの孤城」辻村深月さん著 を読みました 学校に行けなくなった、中1のこころ(主人公)が鏡の中の世界に招かれるお話です 伏線がどんどん回収されていく構成も面白いのですが、「学校に行けなくなった子の毎日の気持ち」がグサっと来ました 学校に行…

chatGPT(AI)を使うというスタンダード

chatGPTという会話AIを使ってみました 文章が必要な仕事、プログラマー、勉強にもおすすめなので紹介です 例えば、「影」についての過去の人類の考え方について聞いてみると・・・ ・・・のように、テキスト化したネットのデータの海から、確率を使って応え…

本 私たちはAIを信頼できるか

「私たちはAIを信頼できるか」インタビューと座談会 今まで「スマートシティ」や「メタバース」という言葉を単に「便利な街」とか「VRの世界」と思ってたけどそうではなく、「AIが全てをコントロールして効率的に動く」街なり世界の話だということを知った …

本 本好きの下剋上 

「本好きの下剋上」 香月美夜さん著 転生ものの小説では、もしかして一番人気じゃなかろうか? * * * この作者の面白さは、主人公の「マイン」が ・本好き(転生前の世界と同じ) ・体が虚弱(理由となるもう一つの設定はある) ・平民と貴族と魔法がある…

フリースクール・ボランティアのススメ

ご縁があって、フリースクールのボランティアを始めました プログラミングの先生という肩書きです・・・とはいっても、まだ一行もプログラミングを教えたことはありません 毎回、「子どもたちが何かするのを一緒に楽しむ」というのが正直なところで、自分で…

本 寝ても覚めてもアザラシ救助隊

「寝ても覚めてもアザラシ救助隊」岡崎雅子さん著 「アザラシ推し!」を、人生を捧げて体現している著者 子どものときにアザラシが好きになり、アザラシのそばで生きるを自分の定めとして、獣医になり、北海道のとっかりセンターで働く アザラシが恋愛をした…

映画 マイスモールランド

なら国際映画祭で「マイスモールランド」を見てきた 難民申請をしているクルド人一家の日本での生活を描いていて、展開は想像に難くないと思うのだけど、難民申請は却下される ・・・そのあとはどうなるのか? 滞在許可ではなく、「生きてるだけなら許可」証…

筆算はアルゴリズム

小学校で習う日本の筆算は「アルゴリズム」だと知って、えっと思ってしまった たしかに、あの一連の手順を知らなければ二桁以上の掛け算の解法は想像がつかない ・・・今回は「筆算とアルゴリズム」の価値について考えています * * * ちなみに筆算の方法…

本 計算する生命

「計算する生命」森田真生さん著 個人的に大学の数学と物理で躓いたクチなんだけど、その理由がよくわかった ・高校までの数学は18Cまでの体系で、「直観」でわかるもの(それでも難しいが!) ・大学からの数学は19C以降のもので、「直観できない概念による…

本 わたし、解体はじめました

「わたし、解体はじめました」 畠山千春さん著 筆者は鶏を絞めて食べるワークショップを開催しているのだが、初めて自分で絞めて食べたときに「その鶏が自分の体の一部になった感覚」があったという そして自分の一部になるのだから「幸せに生きてきた鶏を食…

本 山と獣と肉と皮

「山と獣と肉と皮」繁延あづささん著 猟師ではない著者が、引越し先の長崎のご近所にいた派手なおじさん(あとで猟師と分かる)に挨拶したことから始まった混迷の旅 著者はシシ肉を毎週のようにもらようになり、猟に同行し、狩猟の瞬間や解体、腐敗、皮鞣し…

本 けもの道の歩き方

「けもの道の歩き方」千松信也さん著 知らないことでいっぱいなんだが、11月中旬は「クヌギ、コナラ」のドングリが落ちて、そのあと「カシ」のドングリが落ちてくるそうだ ドングリの好きなイノシシは、各ドングリの旬(メインで落ちる木)を求めて通る道を…

本 山奥ニートやってます

「山奥ニートやってます」石井あらたさん著 本によると、著者たちは、和歌山の超山奥で廃校となった小学校を無料のシェアハウスとして貸してもらって、現在15人で共同生活をしている 食費と光熱費で月18000円が各人の負担 その最低限のお金は、貯金を崩した…

本 撤退論

「撤退論」内田樹編 日本はこれから歴史的にみて、経済成長ではなく「撤退」局面にあるという認識のもとに集められた寄稿集 * * * そのうちの一つ、イスラム教学者、中田考さんの 1。日本は敗戦処理が終わっていない。旧大日本帝国のときに領地とした国…

狩猟を始めたいメモ

今回は完全に自分ようのメモです 狩猟に興味が出てきて、県の狩猟講習会に出ようという状態です もし同じような立場の人でしたら、参考になるリンクを * * * 1。大日本猟友会 大日本猟友会 猟師になると、それぞれの免許(銃・罠・網)ごとに、毎年この…

本 13歳からの地政学

「13歳からの地政学」田中孝幸さん著 ある国の「場所性」の視点を教えてもらったのは、目ウロコだった * * * たとえば、「中国が南シナ海あたりで軍艦をチラつかせてるニュース」を知ってる人も多いと思うけど、それはなぜなんだろう? 今まで気にした…

本 水の未来

「水の未来」フレッド・ピアスさん著 これからの世界は水不足になっていくのだろうか? 水の豊富な日本にいると想像しにくいのだが、 世界の多くの地域で、「緑の革命*」以後、・・・中略・・・川の水が無くなったり足りなくなったりしたので、地下に何千年…

本 成功するシステム開発は裁判に学べ!

「成功するシステム開発は裁判に学べ!」細川義洋さん著 個人的にはとても面白かったが、業務システムを開発するベンダーの社員か、発注会社の担当者にならないと関係ない本なので、面白い部分を紹介 * * * プログラミングを含むシステムの納入は、普通の…