「寝ても覚めてもアザラシ救助隊」岡崎雅子さん著
「アザラシ推し!」を、人生を捧げて体現している著者
子どものときにアザラシが好きになり、アザラシのそばで生きるを自分の定めとして、獣医になり、北海道のとっかりセンターで働く
アザラシが恋愛をしたり(&報われなかったり)、飼育員にちょっかいを出したり、魚の好みが個体ごとに違うとか、外見以外しらんかったアザラシが前より好きになった
もうアザラシへの愛しか感じない本なんだけど、「なぜアザラシを助けるのだろう?」というのは中立的な意味で疑問になった
ぶっちゃけ、怪我をしてたアザラシの子どもが「可愛かったから」助けようと思った、とかなんじゃないかな?
あと、本を読んで分かったのだけど、「アザラシの頭の良さ」というのもある気がする
人間と「コミュニケーションが取れる」というのもあるだろうし、アザラシ同士が「恋愛したりする社会性」に(しかもかなり中二病っぽい恋愛をする奴がいることが本でわかる!)、なんか自分たち人間を見てるようで、助けたくなるってのがあるのかな
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アザラシ(だけ)を助けるというのはそもそも身勝手な行為だけど、それはそれでいいんじゃないかなと
とっかり(アザラシという意味)センターに行きたい!