2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
「空をゆく巨人」 川内有緒さん著 人が人とつながることで、新しいものごとがどんどん生み出されていく、大きな物語を読んだ気がする。 この本には二人の巨人が出てくる。アーテイストの蔡國強さんと協力者の志賀さん。どちらも個人としても面白いのだけど、…
「新しい分かり方」佐藤雅彦さん著 モノゴトの ” 分かり方 ” に今までと違った分かり方がある、というのが新鮮。もしくは、自分が ” どう分かっている ” のかを考えさせられる。 正直、何度も読み直さないと今までの理解の範囲で、 ” 分かったふり ” をして…
「精神科医が教える良質読書」名越康文さん著 「空海が日本という概念を発明したのではないか?」というアイデアを思いついた著者。そのアイデアを考えていくために、関係する本をどんどん読んでいく「本を思考の道具として使う具体例」が最終的に一番参考に…
「つぼみ」宮下奈都さん著 この短編集で「いけばな」の魅力を初めて知った。 いけばなの稽古というのは、それぞれの花の方向性や瞬間を感じる技術を磨くことと、その感覚を意思を介在させないで手に伝える訓練をすることなんだと思った。 つぼみ 作者: 宮下…
「退屈なことはPythonにやらせよう」Al Sweigartさん著 * * * 上司:「君、プログラムできるんだっけ?」 部下:「趣味程度ですができますよ?PythonってプログラムでAIとか…」 上司:「おおっ!そうか。いやいや、そんなAIとかすごいのでなくていいんだ…
「独学プログラマー」コーリー・アルソフさん著 これからプログラミングの世界へ初めて足を踏みいれたい!という人の「最初の一冊」として向いている。 * * * プログラミングを始めてみると、最初にぶつかるのが「始めるまでの壁」。何がPythonというプロ…