ココロミにきみ

本と体とプログラミング

DIY ショベルカー・アーム

さて、今回のDIYはショベルカー(バックホー)です

 

前から公園などに設置されてるのを見て、自分でも作ってみたいと思っていました

2つのレバーで、位置と角度を指定して「掬う(すくう)」というのは、動作として面白いものがあります

写真のは回転台+台車の上に載せており、自由度が高いものになっています

 

こんな感じの動きになります

youtu.be

で、これをお祭りの「お菓子すくい」に使ってみたいなと

丸い回転台を用意して、お菓子を載せてくるくる回ってるのにチャンレンジ、みたいな

 

参考までに、24mm合板とM8ネジで構成されています

穴は9mmぐらいがちょうどいいです

長いアームの部分で40cmぐらいです

 

あと回転台はこれを使ってます

安いのにちゃんと動く!感動〜

2枚の上下の板にけっこう狭い距離で挟まれるのに、取り付けどうやってやるんだ??と思ったら納得の方法論がありました

 

DIY アクリル板4連ゴム鉄砲

巷で流行りのレーザーカッターで作るゴム鉄砲です

木材で作る人も多いですが、アクリルはまた別のかっこよさがあります

発射機構もシンプル、トリガーを戻す仕組みも付け加えました

 

ネットのどこかにこの元デザインがころがってるはずです

(写真見るだけで作れる人も多いと思います)

トリガーを戻す部分だけはオリジナルなので、よかったら使ってください

ネジはM3で12mmくらいのネジで作ってます

 

両側(外側)のアクリルは3mm厚で、まんなか(色付き)は2mmでも3mmでも

トリガー部分は2mmです

木材だと摩擦がけっこう問題になってきますが、アクリルはその点大丈夫です

 

アクリルいろいろ売ってますが僕は「はざいや」を使ってます

www.hazaiya.co.jp

 

 

あと、アクリルの接着を今回初めてやってみました

アクリルの接着は、上の三枚目の画像のような状態でアクリルの隙間に注射器の針から、接着剤をごくわずか触れるぐらいの量でバシッと止まります

 

ちなみにネットに転がってたゴム鉄砲データは少し大きめなので、子供用には2回りくらい小さくするとよいです

その際にトリガーの上を抑えることになる、長い部分の厚さはあまり変えないほうがよいかと

 

ではではよきDIYライフを

 

DIY - 2DホログラムBOX

インスタに載ってた「ホログラムBOX」を自分でも作ってみました

ダンボールに何箇所か切り込みをいれて、斜め45度にアクリルを入れるだけ

画面の周りを飾るといいかも

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youtu.be

 

スマホをかざす穴は画面より少しだけ小さくするのがオススメ

アクリルは透明な厚さ2mmのを使っています

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映像の向こう側にも同じくらいの穴をあけて、画像越しに違う景色が見えたほうがよりホログラムらしさが出るかもしれない

 

DIY 雲までの距離と大きさを測る定規

飛行機に乗るといつも

「あの雲ってどれくらいの大きさなんだろ?」

「どれくらいの距離にあるんだろう?」

って思ってました

 

ある時「なんか測れそうな気がする!」と近似式(写真)を思い立ちました

受験でやったことが応用できる日が来るなんて!(笑)

 

で作ったのが、この「雲矩(くもがね)」

 

(まだQR先はできてません)

 

使い方は、飛行機の窓に定規を押し当てて

・たとえば T=5秒の間に、雲の移動距離Wを測る

ジェット機ならV=900km/h、プロペラ機なら650km/hを飛行機の速度とする

・あとは窓から目までの距離dをいれる

すると雲までの距離がでます

距離がでると今度はサイズも出せます

 

このアイデアのポイントは、

「飛行機の速度がわかっているから、相似な三角形の比の値が出せる」

ということです

逆にいうと地上にいるときは使えません

(雲の速度が分かってれば距離もサイズも出せます)

 

別にこの定規がなくても当然測れるので飛行機に乗った際にはお試しください

ではでは

DIY 円の中心を出す治具

円の中心を出す治具を作りました

けっこう便利です

レーザーカッターやCNCがあればすぐ作れます

インスタで似た治具が表示されて、より便利な形に改造

 

DIY ずらし五目並べ、を語る

フランス発祥の五目並べを作ってみました

作ること自体は簡単なので割愛して、ゲームのテーマについて語りたい

多くのボードゲーム が「選んだコマ以外は静止」型であるのに対して、このゲームは「周りの場自体が動いていく」というのが、とても現代的だなと思ったわけです

 

* * *

 

このゲームはルールが変わっていて

「マルかバツを選ぶ際に、そのコマが置かれている縦か横の列を一個ずらす」

というのが特徴

動画を見てもよく分からないと思うのだけど、一個アクションするたびに周りの列が動くとだけわかってもらえれば

 

youtu.be

 

そしてこの、一コマ選ぶたびに周りの列が動くと頭がすごく「うぬぬっ!」となるわけです

* * *

これと似た発想だと思ったのが、前回このブログで紹介した6人まで出来るオセロ

「6thello / ロクセロ」です

通常のオセロが一対一で先読みがしやすい「秩序型戦略ゲーム」であることと比べて、ロクセロは3人以上のため、場の変化の度合いが激しく先読みがぐぐっと難しくなります

感覚的に言うなら「伝言で戦略を伝えるゲーム」のようなもどかしさを抱えるものになったと

そのもどかしさの中で戦う感覚が、現代社会でチームで成果を出すときの基本的なスタンスとして、通常のオセロよりもよりリアルではないかと思った次第

* * *

以上、「ずらし五目並べ」も「ロクセロ」も現代社会をよく表してるゲームだなと

そしてこの「場自体が動く」という発想は使えるアイデアだと改めて思った次第

 

 

ちなみにこれが元々の製品らしい

 

ボードゲーム はいいなぁ

 

DIY 6thello(6人オセロ)

新しいおもちゃをDIYで作ってみました

6人まで遊べるオセロ「6thello」

単純な発想なので多くの人が考えたことがあると思います

作った後に調べたら(先に調べろよ!)、オセロを作った「ツクダオリジナル」も4人制オセロを作っていてすでに販売終了してるらしい

うう、面白くならなかった理由はなんだったんだろう?

 

* * *

 

さて、今日が初PLAYで、3人の同僚に試してもらいました

追加ルールとして「誰かのコマが0になる置き方はできない」というのだけ決めました

・・・人数が増えてくると手を読みきれなくなるので、運の要素が強くなったり、同盟的に振舞ったりなど、通常のオセロとは違う面白さが出てくる気がします

 

製作工程です

イラレでデザインしてVcarveに流し込み、大型CNCのshopbotで加工です

とくに難しいことはありません

 

 

駒は角柱を切ったほうが絶対おすすめです

shopbotを使ってヤスったら、正六面体になりませんでした(力尽きた・・・)

 

UVプリンタで絵をつけています

駒に使った色を盤面に使ってはいけないことを深く学びました・・・

また、盤面の配色は、あくまで駒を載せたときに完成品となることを肝に銘じることと・・・

 

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実際にPLAYしてみたら普通に面白かったです

ただ、これは3人だったからかもしれません

3人用の駒の初期配置は、このハニカム構造の盤面にぴったり合うのです(2枚*3人で6コマが正三角形の形におけます)

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*オセロの大事なポイントに、駒の「初期配置」があることに気づきました

通常のオセロは、何気なく白黒2枚*2枚の駒を中心に並べていますが、あれはシンプルかつその後の発展性の高い置き方で、他の置き方は淘汰されたとのことでした

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話を戻して、このハニカム盤面で4人や5人PLAYだと、シンプルで発展性の高い初期配置ができない可能性があるかも

あと通常のオセロよりも、先に一つの角を取った人が断然有利になってしまう可能性もあるかも(今後の調査が待たれる)

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この6thelloが遊んでもらえるとしたら、人数毎の「駒のシンプルな初期配置」ができるかに掛かっている気がします

それさえクリアできれば、「戦略性に運とコミュニケーション」の要素が入ったゲームとして、オセロを好む人たちとは違った層に遊んでもらえるかもしれないと

オセロが好きな人には逆に勧めない、くらいに

 

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さて、現在は新たに外で遊ぶための遊具を作っています

全長4mちょいの大人用遊具

果たしてうまくいくのでしょうか

 

ついでに、地域おこし協力隊@高知県佐川町で、隊員募集しています

物作りの好きな方、ぜひ応募してください

(例年12月くらいから3月くらいまで募集しており、期限が過ぎててもOKな場合があります)

sakawaco.sakura.ne.jp