ココロミにきみ

本と体とプログラミング

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

本 ある男

「ある男」平野啓一郎さん著 いっとき同じ時を過ごした人の、その未来が余韻の中に消えて行く様が心地よかった。丸みを帯びた恋心がやんわりと伝わり、青年の激しい熱情ではなく、中年の抱えたものが多い人生にほんのりと寄り添う感じ。 そうやって色々なモ…

本 月曜断食

「月曜断食」関口賢さん著(今週のお題「読書の秋」) タイトルがいい。以前、週末断食がはやったけど、週末を断食に使ってしまうと友達とご飯にいけないという問題があった。 もっとも、この「月曜断食」も日曜の夜から軽めにしておけというのはある。要は…

本 心の扉を開く

「心の扉を開く」河合隼雄さん著 今週のお題「読書の秋」にぴったり。 * * * ユング心理学をベースに、自分の ” 心 ” を理解していくための本を紹介する本。 たとえば村上春樹さんや吉本ばななさんの小説が ” 何を書いてるのか ” が 、この本を読んでいく…

本 ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。

「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」幡野広志さん著 今週のお題「読書の秋」 * * * 著者は血液のがんを抱えており、幼い我が子に残せることはなにか?と考えたものが、ここに記されている。 これはもう、至言だと思うのだけど、 「 子どもがそ…

本  いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書

「いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書」by 水野学さん 著者は ” くまモン ” をデザインした人 くまモン - Wikipedia * * * 仕事の流れは極力パターン化してエネルギーを節約し、” クリエイティブ ” に全てを注ぎ込むやり方を説く * *…

本 バカのものさし

「バカのものさし」養老孟司さん著 子どもたちの疑問に養老さんが手加減なしで答える。子どもの視点(成長度合い)って年齢だけじゃなくて、人によって全然違うんだなと変に発見。 質問するような子たちは頭でっかちで、体を動かすのが下手なのがわかる。養…

本 農家が教える 軽トラ&バックホー: 使いこなし方、選び方

本「農家が教える 軽トラ&バックホー: 使いこなし方、選び方」農山漁村文化協会 * * * DIY好きの人におすすめ。 軽トラとショベルカーの選び方、その使い方、工夫の実例、土の掘り方、固め方などなど、農業に関連する分野の「まずこれ一冊!」的なムック…

本  できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?

「 できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか? 」臼井由妃さん著 できる先輩からアドバイスをたくさんもらった感じ。タイトルでもある「本屋で待ち合わせをする」というのはすごくいい方法だった。なんででしょう? * * * お礼メールは12時間以内に出…

本 こころと脳の対話

「こころと脳の対話」河合隼雄さん、茂木健一郎さん対談 個人的な経験だけど、ひどい夢を見る人がいる。あまりにも辛い夢で朝起きたときには疲れ果てて、その日はもう何もできなかったりする。座禅をしたり心を落ち着けることができると、悪夢が減って日常生…