ご縁があって、フリースクールのボランティアを始めました
プログラミングの先生という肩書きです・・・とはいっても、まだ一行もプログラミングを教えたことはありません
毎回、「子どもたちが何かするのを一緒に楽しむ」というのが正直なところで、自分で言うのもなんですが、その「気持ちの柔軟性」がご縁になったのだろうと
もちろん教えることを諦めたわけではなく、子どものできることを増やしていく途中に「プログラミングをやりたい」という要望がでたら、教えるといったスタンスになった感じです
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集団の小学生と向き合うのは面白いです
子どもの間で人間関係が作られていく様子や、微妙な駆け引きを眺めたり
よくも悪くも、子どもは周りの子たちとの関係性に、成長が引っ張られていくのだなという気がします
隣の子がやるから自分もやってみたら出来るようになった、みたいな・・・そうやって人間が変化していく様を側で見られるのは、とても楽しい
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また、フリースクールに関わると人間関係も広がっていきます
民間のフリースクールは資金繰りが大変なのが普通で、それゆえに地元の多くの人たちの協力がないとやっていけません
場所を無償で提供してもらったり、物品やチャンス、人出も提供してもらったりする中で、お互いに新しい人間関係が作られるのかもしれません
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最後に、自分も関わり始めたばかりですが、「フリースクールのような存在が必要とされて、でも足りない」という状況がしばらく続くのだろうと思います
おそらくそれは社会の息苦しさと通底するもので、フリースクールの風通しの良さは、アメリカ東海岸の、自分の家のガレージで仕事を始めたテック系の若者たちの自由さ・奔放さに似ている気がします(お金が儲かる見込みがないことだけが違う)
関わることで経済的なメリットはないかもしれませんが、時代の最先端をここで感じることができると思います
フリースクールのボランティア、おすすめです
週一くらいで