ココロミにきみ

本と体とプログラミング

2015-01-01から1年間の記事一覧

本 空腹はなぜいいか?

知人が人間の体を勉強しているのを横から覗き込んだ。 血糖値をあげる(↑)ホルモンはアドレナリン、成長ホルモン、サイロキシン、コルチゾール、グルカゴン…etc。 逆に血糖値を下げる(↓)ホルモンは インスリンのみ。 とあった。最初、「なんで?」と思っ…

本 草食系投資

渋澤:サラリーマンは本業が一番だもの。とにかく、「本業を頑張る」、それが一番大事。投資として一番リターンがいいのは、まず「自分に投資」すること。サラリーマンにとって一番キャッシュフローを生むのは自分の給料なんだから。(本文より) 株や投信に…

本 文系の壁

鈴木:そうですね。もしかしたらミクロな単位で「小さな意識」のようなものが生まれているんじゃないかという気はするんです。脳全体の単位でなければ意識が存在しないのは、とても不自然なことではないでしょうか。そうすると細胞の単位でミクロの意識がな…

本 投資は「きれいごと」で成功する

新井和宏さん著『投資は「きれいごと」で成功する』 何を軸に投資を始めればいいのかという指針をもらった。株価の予測をせず、投資する会社が100年後にもこの社会に残って欲しいか?という視点で、その会社を応援するために投資をする考え方。 新井さんは最…

windowsからMacへ

Macって手放せなくなる。 初めて買って触ってみて、体感がWindowsと全然違うと感じた。操作性もそうだけど、パソコン自体を(家の中でも)持ち運びするように作られている。充電を夜の間にしておいて、昼間はバッテリーで使う。その移動性の良さが仕事をする…

本 増補 21世紀の国富論

原丈人さん著。本気で今後数十年の日本(と世界)をどうやったら豊かに出来るのか?を国サイズや産業全体レベルで考えて実行してる人を初めて見た。 増補 21世紀の国富論 作者: 原丈人 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2013/09/27 メディア: 単行本 この商…

本 人生がときめく片付けの魔法

片付けとは「モノを通して自分と対話する作業」である。 思い出のモノは、それを手で触って捨ててあげることで、人は初めて過去と向き合えるのです。 この本は片付けの方法に見せかけて、実は認知行動療法の実践本だと思った。やることはシンプルで「目の前…

本 zero to one

paypalの創業者ピーター・ティールが書いた「他にはない創業の勧め」 ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか 作者: ピーター・ティール,ブレイク・マスターズ,瀧本哲史,関美和 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2014/09/25 メディア: 単行本 この…

本 投資家が「お金」よりも大切にしていること

ファンド・マネージャーの藤野さんが20年以上の経験を凝縮させて書いた、「投資」と生き方のツナガリを結ぶ本。 藤野さん曰く、投資というのは、単に株や投信や土地を買うことだけでなく、生きていく全ての行動が ” 投資 ” なんだと。消費も投資。例えば150…

本 ぼくらの身体修行論

子どものころには多くの人が持っていたハズの、身体を動かす楽しさや喜び、自分の身体がどんどん使えるようになっていく幸せはどこへ行ってしまったんだろう?きっとどこかの時点で身体を忘れてきたんだと思う。 自分自身を振りかえっても、変な話だけど「自…

本 理不尽な進化

「進化」をイメージすると、どうしても今の自分たち人間を基準にして、今自分たちがあるために進化してきたのだ!という感覚を持ってしまう。でも全然人間は生きもののゴールでもなんでもなくて、人間という種族もおそらく絶滅して、その後にまた新たな知的…

本 街場の戦争論

「株式会社は経済発展状況の下でしか、存在できない」 当たり前のことなのにこの本で読むまで考えたこともなかった。現代の日本に生まれてサラリーマンとして株式会社で働いてきて、株式会社という存在が(その根源を考える必要のない)「自明のもの」になっ…

本 マーケット感覚を身に着けよう

ちきりんさん著。マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法作者: ちきりん出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2015/02/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見る 自分の仕事が…

特別展 ガウディ&井上雅彦

兵庫県立美術館で開催中の特別展 建築家・ガウディ×漫画家・井上雄彦 にいく。 ガウディの設計した建築は、生きものみたいだった。壁面に使われている波打つタイルが2枚置いてあるだけで、いろいろなことが伝わってきた。 滑らかにでこぼこしていて、繋がっ…

本 「悼む人」のリアリティ

天童荒太さんの「悼む人」「静人日記」を連続で読む。 悼む人 作者: 天童荒太 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2008/11/27 メディア: 単行本 購入: 9人 クリック: 104回 この商品を含むブログ (170件) を見る 「悼む人」というのは、ある青年が全国の死者…

本 モモ

WBS(ワールド・ビジネス・サテライト)で、「タイムウォレット」 という新しいサービスを立ち上げた話をやっていた。お店やタクシーでの待ち時間をポイント化し、他のときにサービスとして受けられるようにするという画期的なサービスらしい。 このサービス…

本 FLOW 韓氏意拳

クリティカルな本に出会った。 世界には言葉で表せないものがある、と思っている(人口の5%くらいの)人には面白い本かもしれない。内容は尹雄大さんが「意拳」という武学を学ぶことを論じている。 どの武術でも、最終的には型が大事というよりは「己の自然…

本 聖地巡礼 rising

内田さんと釈さんの聖地巡礼シリーズ第二段、熊野編。 二人+αメンバーで、昔から宗教的な場所として知られる所をめぐる。 聖地巡礼ライジング: 熊野紀行 作者: 内田樹,釈徹宗 出版社/メーカー: 東京書籍 発売日: 2015/03/04 メディア: 単行本 この商品を含…

映画 before midnight

イーサンホークとジュリーデルピーの映画「before midnight」を観た。なんと言っていいか分からない。今回はそこを追求してみる。 最初にこのシリーズの一作目、「before sunrise」を観たときは、二人の魅力と会話の面白さに惹かれ、それから好きな映画は「b…

本 悼む人

「村上春樹さんのところ」というサイトで村上さんにメールを送ると、本人が読んで直接返事をくれるという企画があった(2015年2月くらいで終わり)。 実際にメールを出したら、メッセージに対して本当に村上さんから返事が来た。 村上さんの意識した記憶には…

本 竹と樹のマンガ文化論

漫画家であり京都精華大学学長の竹宮恵子さんと、武術家であり思想家の内田樹さんのマンガ対談。 竹と樹のマンガ文化論 (小学館新書) 作者: 竹宮惠子,内田樹 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2014/12/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見…

本 マッサージ台のセイウチ + 官足法

この本を読んでから何かの折に思い出すシーンがある。 イルカが、自分のマッサージしてほしい身体の部分を順番に マッサージをしてくれるグリエルモ先生に向けていく、というシーン。 マッサージ台のセイウチ―グリエルモ先生の動物揉みほぐし診療記 作者: ア…