以前作ったショベルカーと回転台が合わさって、「シェア・ルール・ショベル」できました
カプセルの中には誰かのマイ・ルールが入ってて、「おみくじのようにルールをひとつ貰って、自分のルールも一つカプセルの中に奉納して誰かの元に届く」という仕組みです
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今回はイベントで使うのを想定していて「DIYで作ったクレーンの操作が面白かったので、その感覚を体験して欲しい」というのが最初にありました
それだけでも成り立つかもなのですが、目的無しで操作するのはなにか虚しい
思いついたのが、「おみくじとか、何かが入ったカプセルを掬う」のを目的にすればいいんじゃないかと
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さらに、ずっと昔から知りたかった「他の人って日常生活でどんな細かいことをやっているんだろう?そしてあわよくば自分の人生にそれを取り込めたらいいな」というアイデアから、「マイ・ルール紙に書いて、おみくじのように貰える」のを目的にしたらいいじゃないかと
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逆に「マイ・ルールをシェアする」というアイデアも単体だと、お客さんも「そんなこと話したくない」「思いつかない」とかが最初に来るのですが、この「クレーン操作という新しい操作体験」と、「絶妙にカプセルが取りにくい・けど取れる」というプロセスを経ると、すんなり受け入れてくれるのでした
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ひとつマイ・ルールをシェアすると、家族連れのお父さんが「娘がキュウリを毎日一本必ず食べないと機嫌が悪くなるので、一年を通して毎日必ずキュウリを確保するのが僕の勤めです」って話をしてくれた人がいました
このイベントは「お客さんの無意識のルールをいかに引き出すか」の仕組みづくりが次の課題となりそうです(もう飽きてきたけど)