webアプリ作成が頓挫した話
ドラマ「白状ガール」で、弱視の人の生活を少しだけ知り、 そういえば、フル音声による乗り換え案内ってあるのかな?と思って探してみると見つからなく で、作ってしまえと
iPhone限定で、
入力はiPhoneの音声をテキスト化する機能で
時刻表検索はなんかそれっぽいのあるはずだし、
読み上げはGoogleのtextToSpeechって機能を使えばいいじゃん!と
・・・なんか、世の中の機能使いまくりで必要なサービス作るオレ、かっけーとか思ったわけですよ、作り出す前は(笑)
でもね、こんな単純な発想はとっくに誰かが考えてるわけで、問題はなぜそれが実現されてないかを想像することでした
*サービス画面設計
* * *
結局、一番のネックは時刻表検索で、「1検索1円」かかることが分かったのです
それで誰も作ってないんだと
むー、調べてみると弱視の人は日本に160万人くらいいるので、有料会員制にするとか、クラウド・ファンディングとか道はあるんでしょうけどね
なんなら、yahoo乗換案内がそのまま音声ボタン付けるぐらいの話なんですがね
そうすると企業として儲からないわけで、誰かが時刻表検索機能を有料で使って、 音声乗り換え案内サービスを作ってくれた方が儲かるからなんだろうなー
本物のかっけー勇者求む
p.s.
その後わかったこと
今まで使っていた「検索」というのは、「時刻や料金」抜きの「経路検索」のことで、それが一回一円で、時刻が知りたかったら「ダイアグラム」を別に使う必要がある
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つまりyahoo乗換案内とかだと「経路検索」と「料金」、「時刻」が同時にわかるのが当たり前だったのですが、そのためには、各鉄道会社と個別に契約して「ダイアグラム」ライセンス使用料とかを別に払う必要があるのです
だから、そのあたりの契約やお金を払っても回収できるビジネスモデルを作らない限り、yahoo乗換案内をイメージするような音声乗り換え案内は作れないと
なるほど、個人が手を出せないわけだ
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ちなみにgoogleの「乗り換え検索」はユーザーとして使うことはできるのですが、なぜか、開発側としては、鉄道検索情報が提供されないのです(日本だけできませんって、わざわざ書いてある)
「車と徒歩と自転車」の検索だけが、開発側として「有料」でもらえる情報
・・・闇がありますよ、闇が、ここには(笑)