<初めてのiPhoneアプリ内課金の手順(だいたい)>
2019/09/20現在の情報
Appleのdeveloper登録は心オレオレ詐欺レベルやから、後に続く人へ塩を送ります
項目とリンクの予定だったけど、迷うところだけ個人的体験を追加
APPLE ID ①:今まで使ってたやつ
APPLE ID ②:developer登録用(全て英語で)
APPLE ID ③:sandbox用に3つくらい
◼️制作前半
・Xcodeで自作アプリを「課金以外」まで作る
(通常使っているApple IDアカウント①つ目で想定)
◼️ユーザー登録
・Apple IDアカウント②つ目(Developer用にすべて英語で)を作る
・iPhoneで、新しいApple ID②でサインインし直す
(設定>自分の名前>Apple ID①サインアウト>Apple ID②サインイン)
(困ったらすぐサポート電話を!メールは時間が無駄)
・Apple Developer プログラムへの登録(ここから有料)
(参考「夜更かし工房」さん)
(お金を払う:15時間で認証された)
→認証されると、Apple Store Connectアカウントにも自動で登録される
・Apple Store Connectで銀行・税金など詳細登録
(W-8BEN:アメリカの源泉徴収申請のようなもの(?)で、他の納税者番号登録とかしなくても、Apple Store Connect の税金項目の登録で代行されるハズ)
◼️アプリの情報登録(プログラム自体はまだ登録しない)
・Apple Developerに自作アプリの情報を登録
・Apple Store Connectに自作アプリの情報を登録
・Apple Store Connectに自作アプリ内課金商品を登録
(参考:Udemy[有料・英語]のAngela Yu - iPhoneアプリ講座:セクション19)
◼️制作後半
(IDを変えたことによるXcodeデバイス・エラー対応の参考:Gonkaさん)
・Xcodeで「購入」「Resotre」等のプログラムを作成
(参考:Udemy[有料・英語]のAngela Yu - iPhoneアプリ講座:セクション19)
(最終的にSwiftyStoreKitを使った、便利!)
◼️ユーザー登録
・Apple Store Connectで、sandboxアカウント:Apple ID③を作る
(参考:Udemy[有料・英語]のAngela Yu - iPhoneアプリ講座:セクション19)
◼️課金アイテム購入のテスト
・iPhoneはApple ID②、設定>Itunes StoreとApp Storeをサインアウト - (A)
・iPhone>設定>Itunes StoreとApp Store>sandboxアカウントにApple ID③ - (B)
・アプリ起動>購入>アラート[ Environment : Sandbox ]表示>購入できたらOK - (C)
((B)でsandboxアカウントが表示されない時は(B)を無視して、(A) → (C)をする:
アプリ起動>課金商品購入>Apple IDの選択>Apple ID③を使用
>自動で (B)が設定された → 参考:StackOverflow)
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その後もせっかくなので載せる
★App Store Review ガイドラインを(アプリ制作開始前に!)読んでおく
アプリ完成!審査に申し込もう!となったところでガイドラインの存在を知って読んだら、設計がガイドラインに違反してて作り直しに!!!
・・・という不幸が僕を最後に無くなりますように・・・
App Store Reviewガイドライン - Apple Developer
★ここらへんを悩むはず、一歩一歩がんばれー
◻︎輸出コンプライアンス(参考:AppStore輸出コンプライアンスについて)
◻︎プライバシーポリシーページの策定(参考:App Privacy Policy Generator)
◻︎サポートページの作成
★ここまできたらあとは時間の問題
◻︎外部ユーザーテスト(ベータ版 App Review 申請が必要:本番申請とほぼ同じ)
◻︎アプリのバイナリ登録 (Xcode >product > archive)
◻︎本番環境テスト
****** 現状ここまで *****
残るは!!
◻︎リリース!!
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以前も紹介したけど、UdemyのAngela Yu - iPhoneアプリ講座は本当によく出来ている
有料だし、英語だしというハードルはあれど、日本語の範囲の情報だけに頼るよりも何倍も得られるものがあって、個人開発の人には情報源が少ないから特におすすめ!(紹介しても一円にもならないけど紹介したい!)
英語だけど、動画でコードも紹介されるから何とかなる(かもしれない)・・・というか、本で日本語で説明されるより、動画で英語のほうが簡単な気がする
* * *
アプリ内課金の日本語資料に関しては、なぜか新しい本が出ず「iPhone&Androidアプリ内課金プログラミング完全ガイド」が最新版になっている
ただ、この本は「課金手順の最終形」で情報量が多すぎるので、一度Udemyで「課金手順の最低限」を学び、そこに追加でコードを加えていく形で使用するといい
・・・結局、SwiftyStoreKitを使うことに
こいつは本当に便利なんだけど、ユーザーにとって購入プロセスを分かりやすくするためには結局StoreKitを学ぶほかはない(今回は分かりやすさを諦めた)
* * *
Udemyの先にオススメしたビデオ講座を見ながら作っていたんだけど、講座の最後のほうのビデオで、そもそも作る前に「自分のアイデアが本当に価値があるのか?」をくどいほど色んな方法で検証することを言われる
たしかに、一度作り始めると数ヶ月とか一年とか平気で時間が飛ぶことを考えると、ほんとにそう思う
初回だとはいえ、当初の予定から3ヶ月もリリースが遅れたし
あと、初めてアプリを作る人は、完成して登録したらすぐにたくさんダウンロードされて、有名になったりお金持ちになったりすることを夢見てるけど、アプリの92%(現状180万アプリくらい?)は、「ほぼダウンロード0!」である現実を知りなさいとも言われた
その現実にこれから向き合わなければならない・・・