「仕掛学」松村真宏さん著。
例えば、エレベーターの横に鏡を設置しておく。エレベーターを待つ人は、自然に鏡を見て身だしなみを整えてしまうので、待つことに苦痛を感じにくくなる。
ということは、1〜2分待つ場所に鏡を用意するのは、イライラを減らす汎用的な方法になると想像できる。
思ったのは、普段からどれだけ「仕掛」に無意識に誘導されているのか、ということ。歩行者信号の点滅とか。逆に、使いにくい・分かりにくいモノ・コトは「仕掛」マインドが足りてないんだなと。
アイデアをもらうというより、仕掛の考え方の端緒や整理に向いている本。