ココロミにきみ

本と体とプログラミング

webアプリ作成が頓挫した話

webアプリ作成が頓挫した話

ドラマ「白状ガール」で、弱視の人の生活を少しだけ知り、 そういえば、フル音声による乗り換え案内ってあるのかな?と思って探してみると見つからなく で、作ってしまえと

 

iPhone限定で、

入力はiPhoneの音声をテキスト化する機能で

時刻表検索はなんかそれっぽいのあるはずだし、

読み上げはGoogleのtextToSpeechって機能を使えばいいじゃん!と

 

・・・なんか、世の中の機能使いまくりで必要なサービス作るオレ、かっけーとか思ったわけですよ、作り出す前は(笑)

でもね、こんな単純な発想はとっくに誰かが考えてるわけで、問題はなぜそれが実現されてないかを想像することでした

*サービス画面設計

f:id:molingit:20220108220221p:plain

* * *

結局、一番のネックは時刻表検索で、「1検索1円」かかることが分かったのです

それで誰も作ってないんだと

むー、調べてみると弱視の人は日本に160万人くらいいるので、有料会員制にするとか、クラウド・ファンディングとか道はあるんでしょうけどね

なんなら、yahoo乗換案内がそのまま音声ボタン付けるぐらいの話なんですがね

そうすると企業として儲からないわけで、誰かが時刻表検索機能を有料で使って、 音声乗り換え案内サービスを作ってくれた方が儲かるからなんだろうなー

本物のかっけー勇者求む

 

p.s.

その後わかったこと

今まで使っていた「検索」というのは、「時刻や料金」抜きの「経路検索」のことで、それが一回一円で、時刻が知りたかったら「ダイアグラム」を別に使う必要がある

* * *

つまりyahoo乗換案内とかだと「経路検索」と「料金」、「時刻」が同時にわかるのが当たり前だったのですが、そのためには、各鉄道会社と個別に契約して「ダイアグラム」ライセンス使用料とかを別に払う必要があるのです

だから、そのあたりの契約やお金を払っても回収できるビジネスモデルを作らない限り、yahoo乗換案内をイメージするような音声乗り換え案内は作れないと

なるほど、個人が手を出せないわけだ

* * *

ちなみにgoogleの「乗り換え検索」はユーザーとして使うことはできるのですが、なぜか、開発側としては、鉄道検索情報が提供されないのです(日本だけできませんって、わざわざ書いてある)

「車と徒歩と自転車」の検索だけが、開発側として「有料」でもらえる情報

・・・闇がありますよ、闇が、ここには(笑)

エディター atom フリーズ備忘録

<テキストエディターのatomでフリーズしてしまう人向けの情報です>

いろいろ検索した上で、それでもフリーズしてしまう一部の人の助けになれば

(application.jsonファイルの削除などは個人的にやってみましたが効かず)

 

<現象>

エディターとして使っているatomが何度立ち上げても、特定のプロジェクトを開けようとするとフリーズするようになりました

<原因>

結果からいうと、atomで今開いているフォルダの中身を、atomを通さずにファイル移動をしたことが原因でした

<対処>

なのでatomを開く前に、元の場所にファイルを戻したら普通に立ち上がるようになりました

以上

 

atom.io

DIY サウンドループをGarageBandで作る

正月にテレビを見ていると、10歳の子役の子がiPadGarageBandを使ってサウンドを作っていました

なんとなく使い方の雰囲気が分かったのをこれ幸いと、作り方を覚えたのでシェア

動画作ったときの背景音楽もこれでクリア(著作権OK)

youtu.be

やってることのイメージをいうと、

・新規プロジェクトを始める

・音の種類とパターンのセットを選択(ドラム、ギター、タンバリンなど)

・音を配置

・それぞれの音を選んで再生する

・録音ボタンを押す・止める

google driveに書き出す(フォルダとかに書き出してもいい)

DIY テキストを不完全にするwebアプリ

テキストを不完全にするwebアプリができました

・・・なんだそりゃ

出来上がってる文章に強制的に空白を作ることで、既にあるイメージをリセットしたり、新しい解釈が生まれないかな?という試みのオモチャです

正解さえ要求されなければ、想像の自由が多い方が読みやすくなる・・・という人(特に子ども)がいたら役にたつことを願って

molingit.com

 

こちらがそのサンプル映像です


www.youtube.com

本 海をあげる

「海をあげる」上間陽子さん著

作者の離婚にまつわる話から始まり、友人、妹、娘、家族の話、沖縄の十代で風俗を仕事にする女の子たちへのインタビュー、基地の問題、海へと話は連なっていく

バラバラのテーマに見えて、そこには何かが一貫しているように感じる

話の途中から色濃く迫ってくる「沖縄」という共通点だけではなく、「この時代に生きる一人の人間である作者という存在」が、沖縄を含む全ての制度や社会に影響されてそこにあることを感じさせられる

つまりこれは「作者という私を軸にしたルポタージュ」じゃないかと思う

本の内容とは別のところで、すごい人間的魅力に溢れた人だな、なんて思って読んでいると、最後にそのハシゴを外される

作者はそんなに甘くない

「お前は何をする者だ?」