ココロミにきみ

本と体とプログラミング

本 何度でもオールライトと歌え

「何度でもオールライトと歌え」後藤正文さん著。アジアンカンフージェネレーションのボーカル・・・って知らなかったけど。

新しいものは、最初は見向きもされない。それはなんだってそうだ。ただ、続けることで堰が切られる瞬間ってのが、絶対にやってくる。それまで続けられるかどうかだと俺は思う。水位は上がったり下がったりする。それに一喜一憂する瞬間も乗り越えなけれがならない。「意味がないのかな」なんて思う日もあるかもしれない。でも、それは、堰が切られるその一瞬のためにある。(本文より)

バンドのHPで書いていた日記を書籍化。今いる日本で、自分の言葉で、出会った出来事・政治を自分のこととして、体を張って音楽と社会人を生きている人だと思った。

何度でもオールライトと歌え

何度でもオールライトと歌え

 

震災・原子力発電・デモなど、著者と政治的意見が違う人はたくさんいると思うが、きちんと自分で考えて、自分の言葉を探して、相手をできるだけ傷つけない言い方を選ぶ人は信用に足ると思う。

東日本大震災のときに書いた歌だそう。


アジカン 後藤正文 砂の上

自分一人でがんばってて疲れた・・・って思う人に。