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本と体とプログラミング

2025-06-11

DIY 生成AIを使って本を作って出版

DIY & 優れモノ 本

Dr. Dolittle sidestory GAMEBOOK

ドリトル先生のゲームブックを作りました

英語原作の著作権が終わっていたのでそれをAIに読み込ませて、原作では描かれてないところや勝手にエピソードを足して作ってみました

制作の様子を登場動物たちに語ってもらっています

制作の舞台裏

AIとの協働から生まれた物語

制作過程1
制作の舞台裏 〜動物たちが見た創作過程〜
ダブダブ:「ところで、この本がどうやって作られたか、私たちも見ていたのよね。作った人は最初は全然違うものを作ろうとしていたんじゃない?」
ポリネシア:「そうそう!最初は『リアルタイム・RPGゲーム』というものを作ろうとしていたの。AIがゲームマスターになって、モンスターを倒して経験を積むような...」
ガブガブ:「モンスターを倒すって、怖そう!僕には向いてないな。」
チーチー:「でも結局うまくいかなかったんだよね。2025年のAIは、ストーリーを組み立てるのがまだ苦手だったから。」
トートー:「興味深いですね。技術には限界があったということですか。」
ポリネシア:「そこで作った人が考えたの。『既存の名作ストーリーを使えば、AIゲームが面白くなるんじゃないか』って。それで私たちの物語を思い出してくれたのよ。」
ダブダブ:「それからゲームブックの形式にすることを思いついたのね。紙の本にするという発想も面白いわ。」
◆ ◆ ◆
制作過程2
ストーリー作成の試行錯誤
チーチー:「最初のストーリー作りは大変だったよね。僕たちも心配になったもの。」
ポリネシア:「そうなの!最初は原作に沿って、お話の分岐もAIに自動で作ってもらって、各章の内容も自動で作ってもらおうとしたの。」
ダブダブ:「でも当然のように失敗したのよね。」
ガブガブ:「何が問題だったの?」
ポリネシア:「章ごとに『いい話』にしようとするのよ、AIが。69章全部が、それぞれ愛と友情の物語で締めくくられるの。まるで...」
トートー:「『濃厚にんにく・ニラ・生姜・ましましラーメン』のような濃すぎる味付けということですね。例えが分かりやすい。」
チーチー:「『毎回いい話にしないで』ってお願いしても、全然通じなかったんだよね。今でも最初の方の章末には、そのニュアンスが少し残ってるって。」
ダブダブ:「読む人は、もしそういう箇所を見つけても、笑って許してくれるといいけれど。」
制作過程3
長い物語を切り分ける工夫
ポリネシア:「そこで方向転換したの。ある程度長い物語—8000字くらい—を先に作ってもらって、それを4つに切り分けて分岐を作る方法にしたの。」
チーチー:「それはうまくいったよね!」
トートー:「しかし新たな問題も発生したのでは?」
ポリネシア:「さすがトートー、鋭いわね。AIはその時の会話しか覚えていないから、最初に作った章と後から作った章の整合性は、人間が確認しないといけないの。」
ダブダブ:「同じ章の中でも矛盾が起きるのよね。『船は海の真ん中を進んでいる』という文の数行後に『船は港から出港した』なんて書いてあったり。」
ガブガブ:「それは確かに変だね。船はどこにいるんだい?」
チーチー:「そういうエラーを全部直すのは大変だったから、もし読者が見つけても笑って許してほしいって、作った人は言ってるよ。」
制作過程4
物語の分岐と結末について
ダブダブ:「最終的な終わり方をどうするかも、だいぶ迷ったのよね。」
ポリネシア:「そうなの。複数の結末にするか、一つに集約させるか。BADエンドもありかしら、なんて考えもあったの。」
ガブガブ:「BADエンド?僕たちが不幸になる終わり方?それは嫌だな!」
チーチー:「でも結局、この本は『ドリトル先生の物語が好きな人がその世界にもっと浸るための本』だから、嫌な気持ちにさせないことを大事にしたんだ。」
トートー:「賢明な判断ですね。それで物語の途中過程のみ複数体験できて、最後は全員ハッピーエンドという形になったのですか。」
ダブダブ:「物語の広がりには欠けるかもしれないけれど、複数エンディングは話の回収が大変すぎるものね。」
ポリネシア:「本来のゲームブックのように、最初の章でやったことが後の章に影響する仕組みは、次回作があれば挑戦してみたいギミックなのよ。」
制作過程5
挿絵制作の苦労
チーチー:「文章ができた後の挿絵制作も大変だったよね。」
ポリネシア:「プロンプトには本当に苦労したの。『1800年代のイギリスの田舎の港町、小太りの紳士で顔は淡白、線はすっきりした○○調で』みたいな指示が20行くらいになったのよ。」
ダブダブ:「でも安定した絵にはならなかったのよね。」
トートー:「途中でAIのメジャーバージョンアップもあって、絵柄が全然変わってしまったとか。」
ガブガブ:「それで苦肉の策として、僕たちに『動物は人間の顔なんて覚えちゃあいない』って言わせることにしたんだっけ?」
ポリネシア:「そうよ、ガブガブ!特に私がそう語ることで、顔の描き方の違いを説明することにしたの。なかなか機転の利いた解決方法だと思わない?」
制作過程6
Webアプリ開発
ダブダブ:「ストーリーと同時に、ウェブで試し読みができるアプリも作ってもらってたのよね。」
チーチー:「これも難儀だったみたい。『完成が近づくとAIが上手くいってるところをダメにしてしまう』って問題があったんだ。」
トートー:「複雑さがある程度を超えると、AIが処理しきれなくなる傾向があるということですね。」
ポリネシア:「そうなの。だから全部AI任せではダメで、『人間がアプリの動くロジックを作って、パーツをAIに発注していく』というプロセスになったの。」
ダブダブ:「2025年前半の段階では、AIは『シンプルな構造で大量の作業』は得意だけど、『新しい分野を開拓する複雑なアプリ』はまだ失敗することが多いのね。」
制作過程7
挿絵の自動挿入
ポリネシア:「最初はKindle用の電子書籍も作る予定だったの。」
チーチー:「それで選択肢を含めた文章全体をWordに載せて、選択肢から該当の章に飛ぶハイパーリンクや挿絵を自動挿入するプログラムも作ったんだよね。」
トートー:「MacのVBAではできないがWindowsのVBAならできる、GoogleドキュメントのGASはこれのみが得意、など複雑怪奇なプロセスだったようですね。」
ダブダブ:「最終的にはMacのVBA、GAS、Python、JavaScriptなどを駆使したって聞いたわ。」
ガブガブ:「なんだか難しそうだけど、すごいことをやってたんだね。」
ポリネシア:「PDFやWord内のハイパーリンクは目に見えないから、『章を移動するだけでリンクが消えてしまうけど変化は目に見えない』なんて扱いが大変だったの。」
ダブダブ:「挿絵も文章を横に回り込みさせる仕様にしたけど、Kindle表示ではできなくて体裁が悪くなったから、電子書籍をやめる理由の一つになったのよね。」
制作過程8
Amazon への申請
チーチー:「そしてついにAmazonに申請する時が来たんだね。」
ポリネシア:「著作権の切れた英語原作ベースで大丈夫なはずだけど、はねられることもあるかもって心配してたの。」
トートー:「でも二日くらいの審査期間で通ったのですよね。」
ダブダブ:「私たちの物語に固有の事情として、原作の黒人差別表現があったから、それを話の中で関わらないように省いたのが大事だったかもしれないわね。」
ガブガブ:「みんなが気持ちよく読めるように配慮したんだね。それは良いことだ。」
制作過程9
制作を振り返って
ポリネシア:「話も絵もすべてAIにやってもらったから、作った人は編集者とSEとプロデューサーの仕事をしてたと思うのよ。」
ダブダブ:「収益は紙の本は本当に低いらしいけど、実際の『ブツ』になる面白さがあって満足感が高いって言ってたわね。」
チーチー:「今は英語版を出す予定で、AIが英語に訳してくれたものをひたすらチェックしてるんだって。英語のチェックは大変そうだよ。」
トートー:「そして、もしこの本が日本語・英語含めて売れるようだったら、『ロングアローへの手紙』のサイドストーリーも作ってみたいと考えているそうですね。」
ポリネシア:「次の作品では、私たちの日常生活や動物同士での対話をもっと充実させたいんですって。それも一作目が売れないと見えない未来だけれど。」
ガブガブ:「僕たちの普段の会話がもっと読めるようになるの?それは楽しそうだ!」
ダブダブ:「この本を通して、子供の頃に夢中になった物語世界にもう一度入ってみたいという気持ちと、AIという『未知の道具』で何かを形にしようとするプロセスに、大きな発見があったそうよ。」
チーチー:「読者の心にも何か小さな発見が起きることを願って、この本が作られたんだね。」
トートー:「2025年のAIが急速に普及し始めた時代に、古典『ドリトル先生』の世界を借りて、どこまで『遊び』ができるのかを試した実験作品でもあるのですね。」
ポリネシア:「そうなの。完成したものが『面白い』のかどうかは、作った人自身にもわからないって言ってたわ。でも、そのプロセス自体に価値があったのよ。」
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#生成AI #diy #本 #セルフ出版 #ドリトル先生

molingit 2025-06-11 21:17 読者になる

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