「シンプルに考える」(LINEを生み出した)森川亮さん著
たとえば「会社にとって一番大事なことは何か?」と言われてなんと答えるか?
・・・森川さんが出した答えは
「ヒット商品を作り続けること」
そのために、
→商品ができるスピードと品質を最高にする
→モチベーションと技術のある人が一番動き易い仕組みを作る
→現場に近いところに権限を譲る
・・・みたいに会社を整えていくと、LINEのような大ヒットが生まれる(かも)
* * *
みなが同じである必要はないけど、なぜ多くの会社は同じく出来ないのだろう?
やってるけど上手く行ってないだけ???
社長からして、”役割に徹する”という発想がないから?
* * *
個人的な経験でも、会社で一番大事なことが共有されてた試しはないけど、衰退期だったからか・・・?
想像するに、何かの会社を創業するときは、ただひとつのサービスを立ち上げることから始まり、必然的に一番大事なことは決まってたし、共有されてただろう
時間が経って、サービスの種類が増えて、いろいろな人が入ってきて、大事なことはボケていくのかもしれない
* * *
話を戻すと、サービスの中身についても一番大事なことを決めるというのは同じで、
LINEでは 「ユーザーの円滑なコミュニケーションを一番大事」にして、それを邪魔する(業界常識の)バナー広告を入れないで、他で収益をあげる方法を考えたついたという
・・・しかし森川さんが去ったあと、最近のLINEではホーム画面の利便性が減ったと感じるんだが、これも大事なことがボケてきたんだろうか・・・・
* * *
このシンプルに、それぞれのテーマで一番大事なことを考えるのは、思考訓練と共に実益として大事な気がする
例えばみんなが語りたがる、「教育において一番大事なこと」ってなんだろうか?
・・・少なくとも偏差値を上げることや、合格率を上げることではないよな