ココロミにきみ

本と体とプログラミング

本 シンプルに考える

「シンプルに考える」(LINEを生み出した)森川亮さん著

 

たとえば「会社にとって一番大事なことは何か?」と言われてなんと答えるか?

・・・森川さんが出した答えは

「ヒット商品を作り続けること」

そのために、

→商品ができるスピードと品質を最高にする

 →モチベーションと技術のある人が一番動き易い仕組みを作る

  →現場に近いところに権限を譲る

・・・みたいに会社を整えていくと、LINEのような大ヒットが生まれる(かも)

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みなが同じである必要はないけど、なぜ多くの会社は同じく出来ないのだろう?

やってるけど上手く行ってないだけ???

社長からして、”役割に徹する”という発想がないから?

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個人的な経験でも、会社で一番大事なことが共有されてた試しはないけど、衰退期だったからか・・・?

想像するに、何かの会社を創業するときは、ただひとつのサービスを立ち上げることから始まり、必然的に一番大事なことは決まってたし、共有されてただろう

時間が経って、サービスの種類が増えて、いろいろな人が入ってきて、大事なことはボケていくのかもしれない

シンプルに考える

シンプルに考える

 

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話を戻すと、サービスの中身についても一番大事なことを決めるというのは同じで、

LINEでは 「ユーザーの円滑なコミュニケーションを一番大事」にして、それを邪魔する(業界常識の)バナー広告を入れないで、他で収益をあげる方法を考えたついたという

・・・しかし森川さんが去ったあと、最近のLINEではホーム画面の利便性が減ったと感じるんだが、これも大事なことがボケてきたんだろうか・・・・

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このシンプルに、それぞれのテーマで一番大事なことを考えるのは、思考訓練と共に実益として大事な気がする

例えばみんなが語りたがる、「教育において一番大事なこと」ってなんだろうか?

・・・少なくとも偏差値を上げることや、合格率を上げることではないよな