ココロミにきみ

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本 アーミッシュカントリーの美しい暮らし

アーミッシュカントリーの美しい暮らし」山中麻葉さん著

 

アメリカに、電気を使わずに暮らしている人たちがいる、ということを昔から聞いていたけど具体的にどんな人たちかは知らなかった

・・・それがアーミッシュの人々

 実際にアーミッシュの人たちと個人的な知り合いになった日本人は少ないらしく、著者はその数少ない情報ソースでもあると思う

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電気や電子機器をどのくらい使うか(使わないか)は、アーミッシュの中でも派によって分かれているらしいが、基本的なイメージとしては、移動は馬、光はローソク、電気は自家発電分だけで、あとは人力で生活していると思って大きくは外さない

じゃあ貧しい暮らしをしているかと言ったら全然そんなことはなくて、家族が寄り添って、協力しあって暮らしていて、とても幸せそうに見える

・・・むしろ、いまの日本の平均よりよっぽど幸せな人々なんじゃないか???

アーミッシュカントリーの美しい暮らし

アーミッシュカントリーの美しい暮らし

  • 作者:山中麻葉
  • 発売日: 2020/01/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

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彼らが文明の利器を遠ざけるのはちゃんと理由があって、例えばスマホを使わないのは、それを使うこと(に慣れること)で、家族や友人が実際に集まって話したり、顔を見たり、手の触れられる距離にいることが・時間が、増えるかどうか?という視点によっている

つまり、新しい機器も、それがより人間らしい暮らしを作るのにプラスになると思えば取り入れるし、人間らしさを奪うものだと思えば取り入れない

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そのぶんというか、その生活はとても合理的になされているように見える

たとえば、洗濯物を干すときに、Tシャツは上下逆さにして、張らずに緩めに干す

すると、Tシャツのおなか側か背側のどちらかの布が自重で大きく垂れて、Tシャツが筒状に干されることになり、風がよく通り早く乾く

そういう生活の知恵を子どもの時から、親や兄姉のお手伝いをすることで学んでいき、14歳には一人前に家事はこなせることを期待されるそう

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現在は、アメリカのオハイオ州ほか、31の州と南米に分かれて30万人ぐらいの人口だそうだが、みな子沢山なので、今後どういう広がり方をしていくのかちょっと想像がつかない

オハイオ州ベルリンが1つの拠点らしいので、ぜひその暮らしぶりに触れてみたい

そうやってアーミッシュに触れてみたい人たちに、まず1冊目としてお勧めの本