「Python データサイエンス ハンドブック」
画像を行列処理する場合には、この本がなきゃ話になんねーよってくらい大事な本。
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たとえば、行列の各要素に何かを足すときに、for ループを回すことなく、
>>> myArray = np.array([1,2,3,4])
>>> myArray + 5
>>> [6,7,8,9]
みたいなことが出来ることを知れる価値。
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Numpy, Pandas, Matplotlib, scikit-learnあたりの、ハイレベルな処理がたくさん載っている(まだNumpyのところまでしか読んでない)。
もちろんネットにも情報はあるけれど、そもそもライブラリを使ってどんな方法があるのか自体を最初は知らないわけだから、教科書的な意味でもこの本があると便利。
時間をお金で買うと思えば全然高くない。初級以降のPython本の中で一番おすすめ。

Pythonデータサイエンスハンドブック ―Jupyter、NumPy、pandas、Matplotlib、scikit-learnを使ったデータ分析、機械学習
- 作者: Jake VanderPlas,菊池彰
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2018/05/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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個人的には、画像をPillowで処理してて、最初はpythonネイティブの配列で処理してたんだけど、Numpyを使い出したらもう戻れない。処理速度が100倍単位で違う。
余分な話が一切ないのがオライリーの訳本系の良い所であり、無味乾燥な所でもある。なんにせよ、Pythonをある程度使いたいなら持つしかない。
いつ買うかだけの違いでしかない。