ココロミにきみ

本と体とプログラミング

本 「良い質問」をする技術

「良い質問」をする技術。粟津さん著。

人は質問されたら自動的に考えてしまう脳の癖がある。考えて意識に上る回数が多いことを人はするようになる。だから、他人にも自分にもいつもと違う質問を繰り返ししてあげるだけで、行動が変わっていく。

「良い質問」をする技術

「良い質問」をする技術

 

 粟津さんの仕事が面白い。企業のコンサルではなくて、コーチ。コンサルではないという意味は、企業の社長などの話を聞いて質問はするけど、アドバイスはしないという。

質問だけで、クライアントである社長に「気づき」を、いくつも何度ももたらすからこそ、「質問をするだけのコーチ」として仕事が成り立っている。

個人な経験として仕事で、20歳前後の人に毎年何百と質問をしている。相手との関係性にもよるけれど、きちんと自分のことを質問をされることは実は嬉しいらしい。

「あの人と話すと、いつも新しい自分に出会える」って思ってもらえたら、新しい世界が開けそうな気がスル。