ココロミにきみ

本と体とプログラミング

本 ヒモトレ革命

小関さん著「ヒモトレ革命」

この本というか、ヒモを使った体のバランスを深める手法は今年一番のお勧め。

直径6mmのひもが与えるフワッとした触感が、自分の体の存在を主に無意識クンに教えてくれる。そうすると普段使われてない体の部分もよく働くようになって、いつもよりバランスが取れて、楽に動けるようになる。

ってなことを全く考えずに、ただヒモを使って実感して楽しむのが一番オススメ。本にも書いてあるけど、なんらかの体の不調がある人には、生活や仕事の質がいきなり上がる人もいるはず。いやほんとオススメ。個人的な実感でいうと寝返りが増えた。

ヒモトレ革命 繫がるカラダ 動けるカラダ

ヒモトレ革命 繫がるカラダ 動けるカラダ

 

 どうしてこんなに簡単なことで体の働きが変わるんだろう。これって動物にも効くんだろうな。そしておそらく昔の人もこのことを知ってたはずなのに、どこで、なんで廃れてしまったのだろう。

服の始まりって寒さを防ぐためじゃなくて、この体を上手に使うための刺激として発達したってことはないのかな。

本自体は甲野善紀さんとの対談が80%なので、小関さんやひもトレの発展の歴史や応用に興味がある人向け。ひも自体を買えば使い方がついてくるので、試したい人はそれだけで十分。