ココロミにきみ

本と体とプログラミング

クシャミ・スイッチ

クシャミが3回連続で出たら、その瞬間から

足が軽くなった。

足の裏の真ん中の重い感じの部分が抜けて、

ふちで軽く体重を支えてる感じに。 

急な坂道でそれまでの足の重さがウソのように、

軽やかに登れちゃう。

なんなんだこれは!?

 

以前、クシャミ・スイッチが別の形で働いたことがある。

風邪の引き始めみたいな状態で一時間歩いたあと、

背中の中心がムズムズすると思ってたところに、

やっぱりクシャミ3回連続。

その後、背中のムズムズが熱くなって、元気玉みたいな

エネルギーの塊が背中から首を通って頭に上っていって、

パーンと弾けたら風邪の症状が一気に消えていた。

さらになんなんだ!?

 

クシャミ・スイッチで足が軽くなった話を

ピラティス教室の先生に話すと、

「それはクシャミで身体がゆるんで、横隔膜が

きちんと働けるようになったからじゃないか?」と。

先生はその話をネタに、

「今日はみんなで足が軽くなる感じを味わいましょう」と言って、

その場足踏みをして足の重さを確かめさせ、その後、

”軽く胸骨を持ち上げながら歩く”というのをやる。

たしかに、胸骨を持ち上げると坂道で感じた足の軽さと

同じ感覚がした。

横隔膜がきちんと働くと、大腰筋やその他の筋肉も

上手に働けて、結果として楽に足が使えるらしい。

 

これから身体のモードが変わるクシャミを、

「クシャミ・スイッチ」と呼ぼう。

 

更なる発見に繋がればいいな。