ココロミにきみ

本と体とプログラミング

本 日本辺境論

「日本辺境論」内田樹さん著 旅行のたびに持ち歩いて読み返してるのだけど、何度読んでも面白い 内田さんが言ってることはシンプルで 「日本人は辺境人マインドだよ」 と そもそも日本という名前が、日の本(太陽が昇るところ)だから、他に視点(中心)があ…

本 FACTFULLNESS

「FACTFULLNESS」ハンス・ロスリングさん他 著 データに基づいて考えることが、すごく大事だということを解く本 例えば、 Q.世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年間でどう変わったでしょう? A 約2倍になった B あまり変わっていない C …

本 ゼロからトースターを作ってみた

「ゼロからトースターを作ってみた」トーマス・トウェイツさん著 3.94ポンド(500円)で買えるトースターを自分で作ることが、どのくらい大変か? ・・・近いことを考えた人はそれなりにいると思うけど、やってしまう人は素敵だ 親族にいると大変だけど友達…

本 ガチガチの世界をゆるめる

「ガチガチの世界をゆるめる」澤田智洋さん著 そもそもすべてのスポーツは、ある意味で障害者体験なんです ・・・たとえば、「サッカーは手が使えない障害体験」であるとか この発想は目から鱗だった スポーツのルールとは、その分野ごとに「何かを使えなく…

本 良いコードを書く技術

「良いコードを書く技術」縣 俊貴さん著 独学の人、仕事でプログラミングを始めた人に向いている サンプルがJavaのコードで書いてあるので、Javaを扱わない初心者にはハードルが高い 他の言語を一通り使った人なら7割くらい分かる * * * 自分はアプリも…

本 オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

「オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る」 この本は、オードリーさんの考え方を学ぶのにとてもいい本だと思う * * * 例えば「都市を設計するならどういう基準を考えるか?」という問いかけに、自分ならどう答えるだろうか? 著者は「軽度の認知症の…

本 習得への情熱

「習得への情熱」Josh Waitzkinさん著 チェスの世界トップになったあと、数年で太極拳の推手の部門でも世界一になった著者 * * * チェスの場合、一つ一つの駒の動きや特性を徹底的に学んだあと、駒同士の組み合わせや、序盤、中盤、終盤での戦略、心理戦…

本 養老先生、病院へ行く

「養老先生、病院へ行く」養老孟司さん、中川恵一さん著 ファンとしては、ついにあの養老先生が病院にいく???そしてどうなった??? ・・・という気持ちをまんまと出版社か編集者に絡め取られた気がするがまぁいい(笑) * * * 結果からいうとやはり…

本 アロハで猟師、はじめました

「アロハで猟師、はじめました」近藤康太郎さん著 猟師をやってみたい、という人には参考になる(生き方はそんなに参考にならない) * * * 猟をするために筆記試験を受けて、精神鑑定を受けて、銃の所持免許をとって、狩猟免許をとって、やっと猟師のスタ…

本 想像ラジオ

「想像ラジオ」いとうせいこうさん著 想像ラジオは、それを放送する人もリスナーも、それぞれの想像が電波となることで成立する 今日はどんな話が出て、どんな音楽がかかったのか それぞれが、それぞれに想像する そんなラジオは成立するのだろうか? 想像ラ…

本 福島モノローグ

「福島モノローグ」いとうせいこうさん聞き手 東日本大地震の後の、福島に住む人の声を初めて聞いた 人間が避難した後、繋がれていた牛たちは鼻輪が柱に短い綱で留められているため、逃げることも、餌を食べることも、水を飲むことも、疲れても横になること…

本 この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた

「この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた」ルイス・ダートネルさん著 世界がなんらかの壊滅的ダメージを受けて、わずかな人類が生き残ったと仮定する科学技術文明を保つ人的余力がないなかで、どうやって文明を再興していくかを考える農業から始めて…

本 虫は人の鏡

「虫は人の鏡」養老孟司さん著 さまざまな虫の写真と、虫の生態にまつわる話 * * * 虫の「擬態」は日本ではあまりなくて、オーストラリアには分かりやすくあると初めて知った オーストラリアの自然は場所にもよるが、樹木はユーカリとアカシア、そして年…

本 人新世の「資本論」

「人新世の『資本論』」斎藤幸平さん著 マルクスの「資本論」を読んだことなかったのだけど、「資本主義」が何なのか少しわかった漠然と思ってたけど、基本的に人間がその自身の力を使うこと以外はすべて、地球の内蔵資源を使うことに他ならないのだと いき…

本 満洲暴走

「満洲暴走」安冨歩さん著 * * * 満洲国が不思議な存在であることがよくわかる 中国の他の地域と違って中央集権的な経済であり、また清朝の発祥の地として開墾されずにきたため地力が豊かだった そして当時の世界の戦争の仕方が "戦地のみの戦い" から ”…

本 脳はすこぶる快楽主義

「脳はすこぶる快楽主義」池谷裕二さん著 SNSで本人写真の欄に、他の人と撮った写真を掲げる人の心理はどういうものなんだろう?とまた人生で唯一逆ナンされたのはイケメンの友だちといるときで、トリクルダウン理論?かと(笑) で、この本「脳はすこぶる快…

マンガ 町田くんの世界

「町田くんの世界」安藤ゆきさん著 高2のメガネ男子、町田くんは困った人がいるとその人に必要な分だけの手助けをする その手伝いの分量が多くも少なくもなく絶妙 本人はまだ自意識がないので、自分がどう見られるかを考えないで、呼吸をするように手助けを…

雑誌 熱風(スタジオジブリ)

自分は坂道が好きだと思っていた 今住んでるところも山と山に挟まれた場所で、もれなく坂道 でもここは何か違う ・・・それはたぶん地平線が見えないからだと * * * ジブリの熱風という雑誌がある いま(2020.12現在)三浦雅士さんの「スタジオジブリの想…

本 AIの壁

「AIの壁」養老孟司さんの四人との対談 人間を構成する情報系は2つあって、一つは遺伝子系だがその変化には数万年から100万年単位のオーダーがかかるそれより早い変化に対応するために、神経系が発達したと養老さんは言う 外界に反応するために先に神経系が…

本 日本習合論

「日本習合論」内田樹さん著 内田さんがよく口にするのに、個人的に良くわかってないテーマが 「人は葛藤によって成長する」というもの * * * 日本はアジアの東の端という地理的条件から、歴史的にいろんな人を受け入れてきた 実際、DNAの種類の多い国で…

本 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」岸田奈美さん著 * * * 岸田さんの弟の良太くんは発達障害なのだが、なんだろう、障害って言葉はどうでもよくて、彼自身の個性のほうが伝わってくる それこそまさに岸田さんの観察眼や解釈力のすご…

本 未来のルーシー

「未来のルーシー」中沢新一さん、山極壽一さん対談 とても歯応えのある未来構想だった・・・というか理解しきれなかったのが本当のとこ 現代社会の行き詰まり、つまりは資本主義の行き詰まりは、それがどこから始まったかといえば、それは農耕社会の始まり…

本 生き物の死に様

「生き物の死に様」稲垣栄洋さん著 個人的な話だが、今日親しい人の祖母が亡くなられた 最後に孫にも会えて、病室で親しい人に囲まれて息を引き取った 孤独死が増えている日本では幸せな亡くなり方の一つだと勝手に思う * * * 思えば多くの生き物は、一匹…

本 GO WILD 野生の体を取り戻せ!

「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」 野生に戻ろうというシンプルな本 食べ物の話は3分の1くらいなんだけど、そこを書く * * * 「パン・ご飯・パスタ・果物・スイーツ・ジュース」とお別れして、 「肉・魚・卵・野菜(根菜はダメ)、ナッツ」で生きていく…

本 世界は贈与でできている

「世界は贈与でできている」近内悠太さん著 個人的な話だが、家から駅に向かう途中に100mほどのお気に入りの小道がある 生垣や木に覆われトトロの小道と名付けていたのだが、たまに空き缶とかが落ちていて自分が汚されるようで不快だった ある時、目についた…

本 Natural Born Heroes

「Natural Born Heroes」クリストファー・マクドゥーガルさん著 前回紹介したのと同じ作者の本を紹介したい(生活改善につながる!) この本は、第二次世界大戦でクレタ島でのドイツと、イギリス、そしてクレタ人による戦いと、パルクール(屋根や塀を飛び移…

本 BORN TO RUN 走るために生まれた

「BORN TO RUN 走るために生まれた」クリストファー・マクドゥーガルさん著 * * * 走ることで有名なメキシコのタラウマラ族と、ウルトラ・マラソンの世界的ランナーたちが、ただ走ることの喜びを求めて走った記録 そして現代の走る人たちに共通の悩み「走…

本 上達論

「上達論」甲野善紀さん、方条遼雨さん著 甲野さんの武術のあり方をどう学ぶかを、方条さんが解説したもの * * * 興味深いテーマがいくつもあるけれど、一つあげるなら 人は偏見の形に沿って動く をあげたい つまり、頑固な人は新しい動きが苦手、真面目…

本 日本人は「やめる練習」が足りてない

「日本人は『やめる練習』が足りてない」 野本響子さん著 マレーシアでは、子どもが嫌がったりしたら、どんどん新しい学校に転校させる 仕事もいやだったらどんどん辞めてしまう その全てがいいわけではないけど、個人的には日本よりも暮らしやすそうだなと…

本 街場の親子論

「街場の親子論」内田樹さん、内田るんさん往復書簡 30年前の親と子が、それぞれ考えていたこと・思っていたこと(のズレ)が、現在の二人の立場から往復書簡という形で語られることで、「親子で共有するひとつの物語」として回収されていく様子を見守った気…