ココロミにきみ

本と体とプログラミング

本 地域プロデュース、はじめの一歩

 「地域プロデュース、はじめの一歩」山納洋さん著

プロデュースは「自分よりそのことをやりたい人を見つける」ことだと。

例えば、個人的に公園を作りたいのだけど、道具も技術も金もないく、あるのは自分の気持ちとアイデアだけ、というままで時間をずっと無駄にしてきた。

だから、公園を必要としている人、機会さえあれば公園を具体的に作れる人、公園をメンテナンスする人を探し出すのが先決。

そうしないと、まずものができない。作ったのはいいが使ってもらえない。使ってもらえるけど、どんどん朽ちていく。などなどの関門が待ち構えている。

地域プロデュース、はじめの一歩

地域プロデュース、はじめの一歩

 

で、どうせ最初は失敗するんだから、「とりあえず小さく始めてみるといい」と著者いう。いきなり公園を作るのではなくて、公園の一部の機能を作って、野外カフェなどで使ってもらう。評判がよければツテができたりして次に繋がる。 

さらには公園に直接は関係なくとも、チャンスをもらったことに応えているうちに、当初の目論見とは違った形で、自分の夢が実現されていくかもしれない。公園を作りたいと一言で思ってたのが、身体がもっと自由になる機会を作り出したいという大きな目標にとって代わるかもしれない。

地域より前に、自分プロデュースだな。