ココロミにきみ

本と体とプログラミング

本 チームのことだけ、考えた

「チームのことだけ、考えた」グループウェアで有名なサイボウズ社長:青野さん著

 鎌倉投信の受益者総会で知った青野さん サイボウズが話題を呼んでいるのは、みんなサイボウズのあり方のように「チームで働きたい!」って心から思ってるからじゃないんだろうか 個人的にはすごく思ってるけど実感できたことが少ない

青野さん自身が社長業をやっていくなかで、十人十色のメンバーがそれぞれの個性を発揮して光り出すチームの力が面白くてしょうがなくて、それをどうやったら伸ばせるんだろう?と試行錯誤してきた記録がこの本

本曰く、

0 多様性時代前のある種暗黒時代→社長の挫折→真剣にやる覚悟ができる

1 共通の理想を作る→グループウェア世界一!

2 グループウェアの機能って?→それが必要なチームの定義って?

3 どうやったらチームって機能するの?→多様性!

4 多様性に力を発揮させるために?→ウソ無し、理想を伝える責任、説明責任

  →100人100通り人事制度、働き方の多様化

5 仕組みだけなく企業風土も作る→社長自ら育休を使う

 

遅かれ早かれどの会社も多様性を大事にする仕組みに変わっていくだろうなと思う 

「変わっていく」はたぶん正しくなくて、働いている人自身が「変えていく」という形になるんだろう その時に、サイボウズという先例があることがとても嬉しい