ココロミにきみ

本と体とプログラミング

本  体の使い方を変えればこんなに疲れない!

この本は一生使える宝本。日常生活の動きを楽にしてくれる。

重い荷物をもつとき、座るとき、本を読むとき、介護、草むしり、雑巾掛けなどのしゃがんだ姿勢などなど。

体の使い方を変えればこんなに疲れない!

体の使い方を変えればこんなに疲れない!

 

 コツは「股関節を使うことと、肩甲骨を動かすこと」。

この2つをそれぞれの動作に応用させるだけで多くの動作が楽になる。理屈としては、一つの動作に多くの筋肉を参加させることで、負荷が分散されて楽に動けると。

肩甲骨は普段は背中側で寄せたほうが呼吸が深くなっていいんだけど、重い荷物をもつときは、逆に肩甲骨の間を広げたほうが動作が安定する。

 

著者は古武術甲野善紀さんに薫陶を受けて、介護の仕事の中で武術の動きの応用を開花させていった人。ほんわかした雰囲気の本だけどこれはすごい。自分の体の動きや感覚を細かくみる訓練をしたことない人は、映像で確かめたほうが良い気がする。


DVD「岡田慎一郎の身体にやさしい古武術介護」予告編

この肩甲骨を広げるほうはギターの演奏にも使えるんだろうな。今練習してるのがバレーコードばっかりの曲で左手がすごい疲れるので、試しちゃろ。