ココロミにきみ

本と体とプログラミング

本 やさしい漢方の本・舌診入門 舌を、見る、動かす、食べるで 健康になる!

「舌で自分で診る」という視点をくれる本。

前漢方外来に行ったときに、脈と舌とお腹を診られて体に水が多いと言われた。必要量以上の水を飲む習慣ができているのだという。それが舌のよこのギザギザが出てる人の傾向だと。この本にもそうある。

そして、舌の上の白いモヤモヤ。これはなんでしょう?さらに舌の色自体がピンク、赤、紫と変わったことが意味することは?それは舌のどういう構造に由来するの?

やさしい漢方の本・舌診入門 舌を、見る、動かす、食べるで 健康になる!

やさしい漢方の本・舌診入門 舌を、見る、動かす、食べるで 健康になる!

  • 作者: 平地治美,伊東昌美
  • 出版社/メーカー: 株式会社 日貿出版社
  • 発売日: 2015/01/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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 舌はそれが独立して存在してるわけではなく、内蔵の出先機関として考えたほうがいいじゃん?と筆者はいう。舌を見れば体の調子がわかる。舌を動かせば体の調子がよくなる。

本にある舌を動かす体操をやってみたら、鼻呼吸を勧める別の本による口の体操とほぼ一緒だった。つまりは舌体操は筆者の思いつきではなく、長年の多くの人の知恵の集積が形になったものなんだろう。

最後に、舌に正しい定位置があることを初めて知った。