面白かったこと
助産師というのは他の国にもあるけれど、助産院として開業権を持っているのは日本だけ
さらに日本の助産師は医療行為が行えないため、生む女性の力を精一杯引き出そうとする形になっている(医療行為が必要な場合はすぐに病院に引き継ぐ)
⇒逆に言うと、海外の助産師は単独で開業できない、そして医療行為の一部を担える国ではそれが出来るゆえに、産む人間の力を最大限に引き出そうという形にはならないのだろう。
そして精一杯動物としての自分の力を引き出すお産の経験というのは、他に替え難い経験なんだろうなと思った。医療技術など世界のトップクラスを行ってるであろう日本で、医療行為を含まない助産院という仕組みが惰性であれ残っていることがすごい。懐深いぜ日本!
また、女子の遺伝子という反感が生まれそうなタイトルだけれど、「産む」という動物としての自分に向き合うときには、理屈じゃないよねとも思う。
お産のあり方って女性はよく知ってるもんなのかな。 個人的な視野の狭さかもしれんけど、人生の一大事を自分は全然知らなかったと思う。