molingitのブログ

本の感想と体の感覚

本 吹上奇譚

今週のお題「私の癒やし」 「吹上奇譚」吉本ばななさん著。 著者曰く「私がSF書くなんて世も末だ」と。でも実際は全然SFであることすら意識しなかった。ばななさんの小説はある時から、そーゆーのもありだよね」って思える人(思わないと生きていけない人)…

本 Swift基本文法と応用

本 「プロを目指すSwift基本文法と応用」 プロを目指す Swift 基本文法と応用 作者: テクノロジックアート,長瀬嘉秀,高部真一郎,トランスコスモス・テクノロジックアート・ベトナム協力 出版社/メーカー: リックテレコム 発売日: 2015/12/04 メディア: 単行…

本 アジア辺境論

「アジア辺境論」内田樹さん、姜尚中さんの対談。 たとえば隣の家の人と仲が悪いとか、同僚で嫌いな人がいるとかよくある。隣の落ち葉が自分の庭に入ってきたとか、挨拶してこないとか。いったん嫌いなったあとは、その感情の維持が大事になって、理由を後付…

本 人生の旅をゆく

「人生の旅をゆく」吉本ばななさん著。 ばななさんのエッセイはうまい。その世界観の受け止め方はそれぞれだと思うけど、2〜3ページのエッセイで、その世界にトリップさせる技術はなんなんだろう。 個人的にはその、この世とあの世があわいで繋がっている…

本 TEDトーク

「TEDトーク 世界最高のプレゼン術」 いや別にTEDに出ないけどさ(出れないけど)。話を聞いてくれる人が一番集中するのは、最初の10〜20秒だと。(そこで心を掴めないと・・・。)そのつかみは引用や他人事じゃなくて自分の経験を語れと。できれば最近、直…

数字・文字の存在場所判別>AI前処理

AIで答案の自動採点にトライする過程で、それが人間の「認識」のあり方を考え直すことになり面白いので、思考過程とともに残しておく。 * * * 以前、まだ赤ちゃんレベルの”AI”が食べやすいように、画像データ(食べ物)をちょうどいいサイズに切り取ってA…

本 考えの整頓

「考えの整頓」佐藤雅彦さん著 この本を読んで気づいたのは、自分はアーティストの言葉や振る舞いにしか興味がない、ということだった。 著者の定義によるとアートとは「なぜ生きるか?」ということ自体から考えることで、比較してデザインとは「よりよく生…

本 Graphic Recorder

今週のお題「読書の秋」 「Graphic Recorder」清水淳子さん著。 会議の記録を、絵やイラストと共に作っていくGraphic Recorderのススメ。 相手と話していることのイメージを共有するために、紙に意見を書き込んでいって、グルーピングして、時系列を矢印で書…

スキャン書類の傾き・回転修正ロジック

同一の多量の書類のスキャンにおいて、縦横にズレたり、回転した場合に自動的に正しい位置に戻すためのロジックを実際に作ったら上手くいった(当たり前だ)。Pythonで実装したがコードは書かずロジックだけ書く。 仕事で、AIで同一書類の数字(さらには文字…

本 涙の理由

今週のお題「読書の秋」 「涙の理由」茂木健一郎さんと重松清さん対談。 「泣けた」と「泣ける」の違いが重松さんの問題意識の始まりだった。「泣けた」は、” 自分のオリジナルな経験としての涙 ” の可能性があるが、「泣ける」はある一定のタイプの感情を持…

本 伝えることから始めよう

「伝えることから始めよう」髙田明さん著。 ジャパネットたかだの髙田さんがその半生と、得たものを綴った。髙田さんはいつも「今」に集中する。「今」を大事にするからこそ、それまでにないリアルタイムのテレビショッピングを思いついたのだと。そしてその…

本 マチネの終わりに

「マチネの終わりに」平野啓一郎さん著。 これはやはり幸せな話だと思う。 どこにでもいる愛し合う人たちがいて、それぞれが抱える問題があり、さらに相手の悩みを受け止めたいけど、自分の悩みは相手に背負わせたくないという葛藤があり。その遠慮がまた相…

本 経済数学の直観的方法

「経済数学の直観的方法」長沼伸一郎さん著。 マクロ経済学の数学的な根本を、科学の発達の歴史に応じた理解で紐解いてしまう。こーゆー本に出会えるのは本当に幸せ。 * * * すべては1661年のフェルマーの原理が始まり。それは「光はそのかかる時間が最小…

PYCON JP 2017に参加(プログラミング勉強会)

PYCON JP 2017というプログラミング勉強会に参加した経験をまとめておきたい。 今年2017年は参加者とスタッフ合わせて800人超が早稲田大学の一角に集まって、二日間に渡る発表や交流を行った。 PythonというプログラムはAIやビッグデータの処理から、IoT(電…

本 人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?

「人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?」山本一成さん著。 将棋AI「ポナンザ」の作者である著者の視点による、人工知能の現状を一冊にまとめたもの。読んで思ったことを書く。 現状のAIには「論理が全然ない」というのは本当のこと。ポナンザは…

本 「他人」の壁

『「他人」の壁』養老孟司さん、名越康文さん対談。 この手の本はさらっと読めばさらっと流れるし、ノートに書き写して読むと壁にたくさんぶちあたる。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *…

本 生存教室

「生存教室」内田樹さん、光岡秀稔さん対談。「荒天の武学」に続く第二弾。漫画「暗殺教室」を読んでということからこの題名になっている。 弱者が日常生活のなかで生き残る術を高めたい内田さんと、殺るか殺られるかの関係のなかでしか手に入らない強者の世…

手書き数字認識の機械学習を通じて学んだこと

仕事で自動採点用に、手書き数字の機械学習(AI)の構築にトライしている。その過程で人間の”認識プロセス”に対する理解が深まった。 一桁の数をAIに認識させようと、実際に人間が書いた手書きの数字を読み込ませると、90%の精度でしか認識することが出来な…

本 ゆらぐ脳

「ゆらぐ脳」池谷裕二さん著。 池谷さんは、モノゴトが「わかる」を、これまでの「” 分けて ” わかる」に加えて、「(分けずに)そのままわかる」という方法論を作り出そうとしている。脳の研究者としてもすごい実績を上げているのに、新種の「わかる」を作…

本 騎士団長殺し

本「騎士団長殺し」村上春樹さん著。 いままでと同じ結末では、あらない。それがいまの村上さんから生まれるものなのだろう。ある種、ノルウェイの森の違った未来がここにあるような気もする。 いったい、まりえはなぜ消えてなくてはいけなかったのか。それ…

本 マインドフルネス最前線

本「マインドフルネス最前線」香山リカさん対談集。 読んでみて、マインドフルネスを始めたい、そして出来るなら継続したいと思った。実利的かつ面白かったのは、マインドフルネスや瞑想、ヴィッパサナーを継続すると、遺伝子の発現率が変化することが研究で…

本 コンテンツの秘密

本「コンテンツの秘密」川上量生さん著。 ドワンゴ会長の川上さんが、2年間ジブリの鈴木敏夫さんのカバン持ちをしながら考えたこと。から考えたことを。 コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書) 作者: 川上量生 出版社/メーカー: NHK出版 …

本 動的平衡

「動的平衡」福岡伸一さん著。久しぶりに読み返してみる。 人間の体は固定的なものでは全くなくて、いまこの瞬間も体の中で、タンパク質がものすごい勢いで作られてかつ、ものすごい勢いで壊されている。その、束の間存在するタンパク質が徒然に存在した”効…

本 行こう、どこにもなかった方法で

「行こう、どこにもなかった方法で」BALMUDAの創業者、寺尾玄さんの半生記。 やっぱり一番ワクワクしたのは”自然な風”の扇風機「The GreenFan」が世にでるところ。創業した会社があと数ヶ月で潰れる状況で、最後にやりたいことをきちんとやろうと温めてたア…

本 フリーライブラリで学ぶ機械学習入門

本「フリーライブラリで学ぶ機械学習入門」 勉強会の講義をまとめただけあって、筆者が入門レベルとしてわかってほしいと思ってる所はほぼ分かる(まだ途中読み)。Jupyter notebookを使って順々にスクリプトを自分で動かしていくので、実作業としてもわかり…

本 動物翻訳家

本「動物翻訳家」片野ゆかさん著。 半ページでその世界に没頭させる。新たな環境に連れてこられたペンギンの幸せと不安、環境の変化は全然平気だけど群れ内の関係性には悩むチンパンジー。 ペンギンは不安なときは水中に逃げるらしい。群れの一頭が新たなこ…

本 できない脳ほど自信過剰

「できない脳ほど自信過剰」池谷裕二さん著。 いずれにしても、ヒトの知能が礼賛される時代は、そろそろ終焉を告げるでしょう。これは運動能力がたどった経緯とおなじです・・・中略・・・いずれ知能はブランドではなくなるでしょう。人工知能のほうが賢いからです…

本 ルールを変える思考法

「ルールを変える思考法」川上量生さん著。 経歴や仕事の仕方も面白いけど、やっぱり考えが一番面白い。なんで文明が発達して、コンピューターが出て、ネットが出て便利になったはずの社会で、つらい会社勤めになったりしているんだろう?って思ったら、その…

本 せいめいのはなし

「せいめいのはなし」福岡伸一さん対談集。 お相手は内田樹さん、養老孟司さん、川上弘美さん、朝吹真理子さん。 話してる人自身がほんとに面白いと感じてたのが伝わって来る。内田さんとの対談では、最後には次のような言葉にまで行き着いている。 (内田樹…

python事始め

pythonを学び始めた。 プログラムは初中級程度で何年も書いてないというレベル。新しいものを始めるときは複数の情報ソースを惜しみなく使うことを最近覚えた。切り口が違うと、著者ごとの前提としている知識の違いもわかり、話が立体的に見えてきて理解が早…